今回の記事は、ケーニッチが
前々から気になっていたものですが、
リクエストもあり調べてみることに
しましたが、正直調べてよかったと
思えるほどの内容だったので、
ぜひ最後まで読んでほしいです。
腸は第二の脳である
腸が第二の脳？
腸って食べたものを消化吸収する器官でしょう?
確かにその通りですが、
最近の研究でいろいろとわかってきました。
・腸の神経は独立している。
脳には約150億ほどの神経細胞があると言われていますが、
腸は脳に次いで１億ほどあると言われています。
また腸の神経細胞は独立して機能していて、
脳からの命令がなくとも消化吸収排泄が行えます。
このため新生児のように脳が発達していなくとも
問題なく腸が活動します。
そして腸の神経が独立しているために
自律神経と呼ばれる所以でもあります。
感情を支配しているのは腸？
経験したことがある方も多いと思いますが、
人前で発表したり試験前に
腹痛に襲われたり、下痢しちゃった…
とか
旅行に行ったら便秘に
なっちゃった。
などなど…
また
自律神経失調症になってしまい
頭痛や不眠に悩まされ、
過敏性腸症候群になっちゃった。
じつはこれらは腸が支配していたんです。
ここでは、なぜ腸が第二の脳と言われるか
その所以を書きたいと思います。
・感情や性格は腸で決められている
次にあげる脳内分泌ホルモンは
何となく聞いたことがあると思います。
- ドーパミン （快楽ホルモン）
- ノルアドレナリン (ストレスホルモン)
- セロトニン（幸福ホルモン）
感情を支配する代表的な脳内神経伝達物質と
言われていますが、
実はこの3つのホルモンは
腸内で作られていたんです。
これらのホルモンは、
※迷走神経 によって
腸から脳へと伝達されています。
この中でもセロトニンは腸と腸内細菌との
共同作業で作られるそうで、
体内のセロトニンの90％は腸にあり、
蠕動運動（ぜんどううんどう）
にも関わっています。
またセロトニンは、ドーパミンや
ノルアドレナリンの暴走を抑制する
働きがあります。
ちなみに脳にあるセロトニンは
わずか2％ほどだそうです。
またセロトニンが多いと下痢気味になり、
少なくなると便秘気味になるそうです。
うつになりやすい人はセロトニンが
少なめと言われているそうですが、
セロトニンが増えれば幸せな気持ちになります。
このセロトニンですが腸内環境を整えて
セロトニンを作るために必要な腸内細菌を
増やすとセロトニンも増えてきます。
つまり腸を整えると
心も整えられるかも。
※迷走神経
迷走神経とは、感覚神経・運動神経の１つで
脳神経ですが体内で枝分かれしていて特に
内臓に分布されています。
この迷走神経ですが腸には太くて大きな
迷走神経があり、迷走神経のうち90％
が腸から脳へ運ばれていると言われています。
・病気の予防に関わっている
腸には腸関連リンパ組織という
免疫細胞があります。
腸にある免疫細胞は体内の
およそ70％で、体内に入ってきた
細菌や食事性の毒物を排除してくれます。
かみ砕いていうと、細菌が付いた手や
指をなめたり、ちょっとカビが生えちゃった
ような食べ物を食べてしまったときや、
賞味期限が過ぎてたけど食べちゃった
とか食中毒を引き起こしそうな菌を
口に入れてしまった…
そんな時に腸の神経細胞や免疫細胞が
それを判断し吐き出したり下痢を起こし
体外へ出して病気にならないように
働いています。
まとめ
さて いかがだったでしょうか。
腸は第二の脳である所以とは
腸の神経細胞は独立していて
脳からの指令が無くても働いて
くれる。
感情を支配しているのは腸で
脳内分泌ホルモンの
ドーパミン ノルアドレナリン
セロトニンは腸で作られている。
そして病気にならないために
悪い細菌や毒素から体を守っている
ということでした。
「腹が立つ」とか「腹をくくる」とか
「腹を割って話す」「腹の虫が治まらん」
などなどの言葉を何となく使ってきましたが、
実は腸で物事を考えているというのは
もしかしたら古くから何となく
わかっていたことなのかも
と 思ってしまうケーニッチです。
今日も最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。
このブログを読んだ全ての方が
健康になりますように♪
ケーニッチでした♪
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